怖い話…
ずいぶんと前の話になる
友人の運転する車で高速を走っていた
時刻は真夜中を少し過ぎていただろうか
少し霧が出ていたが前方が見えにくいと言うほどではなかったがやや抑え目の時速80キロほどで走っていた。
前方に車はなくバックミラーには遥か後方にトラックらしいライトが見えた
たわいも無い話もネタ切れになった時黒い影が飛び出してきた
目がにらむようにこちらを向いた
真っ黒な猫だった
急ブレーキをかけたが間に合わず後部にドンと言う小さな感触があった
『ひいたかな』と言う友人の声が少し震えていた
車を路肩に止め調べたがその痕跡は無い
友人の顔に安堵の色が広がった
結局何も無かったことにしてそこを走り去った
しばらくすると走る車の横を真っ黒な猫が併走してる
声も出ない二人は息を呑んだ
スピードを上げ逃げるようにした僕たちはサービスエリアで落ち着くことにした
サービスエリアの進入路に入ると先ほどの真っ黒な猫がまた追いかけてきた
良く見るとなんと口に子猫を咥えている
さらに良く見ると…
…
…
…
ヤマト便のトラックだった
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コメント
ヒョエェェ~(゚□゚;ノ)ノ
ちょっと寒くなりました・・・
投稿: たこ坊主 | 2007/08/15 21:00
笑い話ね(*^^*)
投稿: MA$AYO | 2007/08/15 21:19
ぎょえ~~~~って読んでいたら・・・
あぁ~~そうかぁ。
投稿: teru | 2007/08/17 13:14
実は猫を轢くところまでは実話で、追いかけてくるところはネタです(笑)
実際は猫は轢いてません
高速ではなく国道2号線を夜中に走ってたら猫が飛び出してきて車の下にもぐりこむようになってしまった
床に『ゴン』と言う音
友人は『うわ~~~轢いてしもた』と言ってたけどとっさに振り向いた僕は走り去っていく猫の後姿を見たので
大丈夫や走って行ったと言ったけど『ウソや絶対轢いてもたわ』と信用しない
結局その場所まで戻って確認しやっと信じてもらえた
確かに、轢いてしまったらかなり尾を引くだろう
それにしてもあの猫、大きなこぶが出来てると思う
投稿: MA$AYO | 2007/08/17 15:14