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ショートストーリー -悪魔の囁き-

余命いくばくも無い男がいた

悪魔が男に囁いた

『君が死んだら恋人はすぐに君のことなど忘れ新しい恋人を作るぜ、もしずっと思っていて欲しいのなら魂の一欠を僕に預けるんだな』

恋人にいつまでも忘れないでいて欲しいと思った男は、悲しくなって魂の一欠を預けてしまった

男が死んだ後、恋人はいつまでも花を欠かさないでいてくれた

春には春の花、夏には夏の花を

時が経つにつれ男は恋人のその姿に心を痛めた

言葉を交わせない者をいつまでも思い続けるのは哀しく、それを見続ける男にも辛いことだった

男は悪魔に魂のさらに一欠を渡しお願いした

呪いを解きどうか僕のことなど忘れて新しい人生を歩んでくれるようにと

悪魔が呪いを解いて時が経った

それでも恋人は花を絶やすことはなかった

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生活保護制度の歪み

この記事はあるサイトでのコメントとして書いた記事です

受給者に厳しい意見が多いですね
でも、ほとんどの人はセフティネットの必要性は判っておられると思います
 
ではなんでこんなに受給者がバッシングされるのでしょう

一つは、河本の件で表面化した『貰えるもんは貰とけ』という安易な受給と、その延長にある”既得権化”に納税者が苛立ちを通り越して怒りを感じたことでしょう
 

一つは、年金を40年払って月67000円ほどなのに生活保護は年金を一切払って無くても月十数万円プラス家賃補助という”恵まれた条件”に不公平感を募らせているんでしょう
 

一つは、メディアで報道されるぐうたらに暮らす人への支給、受給日にお酒、パチンコに費やし、受け取ったお金を2~3日で使い切る人がいることに一般生活者と違った生活をおくる人の存在に気持ち悪さ不気味さを感じるのかもしれない
 

一つは、民潭や総連に属するか創価学会とかに属するかして、声の大きい人が優先して受けられ、末端の何のバックも無い人は申請書さえ貰えない現実に憤りを感じている人もいるのでしょう
 

一つは、20代30代という若い年代で、健康に問題が無くただ不景気と言う理由だけで求職活動すらせず、または求職活動をしやっと得た仕事を『1日7時間の拘束が嫌だ』と辞めてしまう人がいることに納得が出来ないのかもしれない
 

そういった憤りの根源はとにもかくにも今の生活保護制度が時代に即してなく極めて歪な制度になっているからではないでしょうか

生活保護受給者は貯金が出来ません

貯金ができないと言うことは仕事が決って働いたとしてもその給料が出るまでの生活ができません

生活保護受給者は仕事をして収入があるとその収入の分は差っぴかれます

月収入の上限は生活保護費以下にせねばならず、何らかのハプニングがあった場合対処できません

生活保護受給者は車を持てません(理由があれば所持できると自治体によってはありますが現実的には持つことは出来ません)

もし車を持っていてそれを売却するとその売却したお金は収入とみなされ申請は延期されます

これが全く現実を見てない事例で、知的障害の子を持つ親が職業訓練所へ行くのに車なら30分の所、それをバス、電車バスを乗り継いでいくと1時間半以上かかるのだが彼女は受給のために車(軽四中古)を手放した

 

今の生活保護制度には数え切れないほどの瑕疵が有ります

自治体によって審査基準が違うのも問題ですし、一度申請して通らなくて弁護士が一緒に行くと通るというのもおかしいでしょ

またその判断が民生委員の胸一つというのもやはりおかしい

また医療費がタダという事で必要もないのに病院へ行き、薬を貰ってそれを売るなんて不届き者もいる

働けない高齢者、障害者、母子家庭、そういった人と健康な若い人を同一に扱うこと自体無理があり、支給額もゼロか100かと言うのもやはりおかしい

支給額は3段階ぐらいにわけ

経過的保護手当て・・・1年ごとに申請、上限65000円 労働で収入を得ても支給額を減らさない(地方税免除世帯)

二級保護手当て・・・1年ごとに申請、上限100000円 労働で収入を得ても支給額を減らさない(地方税免除世帯) 

一級保護手当て・・・1年ごとに申請 上限100000円プラス家賃補助、労働で得た収入の5割を支給額よりカット(地方税免除世帯)

勿論数値はもっと詰めなければなりませんがこういうように受給額に差をつけて厳しいようであるが労働意欲を喚起するような制度にするべき

 

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