障害者と役所と世間一般の目と私

昨日BSで『最強のふたり』と言う映画をやってた。

タイトルだけ診ると刑事物のようだが全く違って頸椎を痛め下半身不随の超リッチな中年男フィリップとスラムに住む黒人男性ドリスの実話を基にした話だ。

ドリスは介護士の募集に面接に行く、それは仕事を求めてではなく、求職活動をしたという書類のためだ。それを3枚集めると就職センターで手当てが貰える

で、そこからフィリップとの間に奇妙な友情?が芽生え・・・と言う話でいわゆるヒューマンコメディだ。

僕としては好きな映画だが今日書く記事の本題とは別

その面接に来た人達の面接の様子が興味深い

勉強をしてたので実務経験はないが法制度のことはよく知っている青年

介護士資格を持って高齢者の介護を長くやってきたと自慢気に言う中年

面接の応対もしどろもどろな男

志望動機を聞かれると

『お金』という人正直でいいと思う

『障害者が好き』と言う人キモ!

『何もできない人に何かをしてあげたい』と言う人やっぱりキモ!

結局ドリスが1ヶ月テスト的に雇われることになる

初めて外出に付き添う時フィリップの乗る介護設備のある車を見る

『え~これに乗るのか?それも後ろに?あんた競争馬か?』

といって横に留まっていた車のカバーを剥がすとマセラッティが止まっている

『すげえ!これで行こうぜ!』と言って強引にフィリップを乗せる

ドリスは眉を顰めたくなるような発言もする

ドリスがチョコレート菓子を食べてると、フィリップがそれはどんなのだと聞く

ドリスは『これはダメだ、これは健常者用のチョコチップだ』なんてことを言う

日本でなら脚本家は絶対に書かないセリフだ。もし書けば障害者団体からクレームがつきメディアを通じて謝罪する羽目になる

そして日本の障害者に対する対策、認識に絶対的な誤りがここにある

障害者は家でおとなしくしてろ

障害者は家族が面倒を見ろ

障害者は労われ、そして障害者自身人に迷惑をかけるな!

障害者どうしが結婚?誰がその面倒を見るんだ!

障害者が出産?まともな子が生まれるのか?

無知と無関心と無責任が障害者を囲い込み、ナチスのワルソーゲットーのように身体だけでなく心まで閉じ込めようとする

日本人の美徳の一つの『他人に迷惑をかけないで生きる』と言うのをどこかはき違え、人の手を借りることは迷惑だという認識が蔓延しているのかもしれない

哀しいかな多くの障害者は自分一人ですべてのことが出来るわけではない。だから障害者なのだ

トイレやお風呂を人の手を借りてしか入れない人もいる

そういう障害者を汚い物でも見るような人もいる

だからと言って他人が自由に生きる権利を侵害しても良いことにはならない

『あんたら重度の障害者は人としての権利は50%カットね』

『あんたら重度の障害者が自分がやりたいことをやるなんて我儘よ』

障害者が何か人の役に立ちたいと考えても『自分の面倒も見られない人がどうやって人の面倒を見るのよ』なんて言われる(これは僕自身が実姉に言われた)

笑うに笑えない笑い話のようだが法整備はともかく社会はそれで動いてしまっている

中小企業の社長が『かたわを雇ってやってるんだから給料安いのは当たり前だろ』と言う認識がいまだに通り、逆に障害者の権利を認める会社では『何で俺があいつと同じ給料やねん』なんて言う同僚がいる

それが現実だ

障害者差別解消法は差別があるからそういう法律を作らなければならないのだ

役所の担当者の一人一人の認識、人々の障害者への考えを改めるには何年も何十年もかかる。それほど根深く、そしてそこには健常者の優越感と言う闇が潜んでいる

『あ~こんな障害者でなくてよかった』という自分と障害者との間に線を引き、『あんたらとは住む世界が違うのよ』と言う意識だ。なんて言い方はあまりに悪意すぎるか

つまり健常者はどんなに障害者に寄り添う人でもどこかに越えられない壁がある

彼らは障害者ではないからだ

『そんな障害があってかわいそう』と言うのはそんな障害が無い私はなんて幸運なの、と自分を安全な立場に置いたうえでの『かわいそう』なのだ

ハローワークで求職すると障害者であることを明記しなければならなず、明記するとほぼ100%就職は成らない

おかしな話だがそれも現実だ

だけど現実を現実として受け入れてしまっていては何の進歩も無い

誰かがこの状況を変えてくれる・・・ではなく自分たちが変えなければ話は進まない

障害者がビル建設のトビをやるのは少々無理がある

ならば自分の出来る範囲・・・よりちょっと超えたところで頑張って表現者なりになり自分の存在を世に知らしめればいい

1000人の中の一人だけが右を向いてもそれは埋もれてしまうが10000人の中の10人だと気づく人がいる

10万人の中の100人だとかなり目立つのだ

割合は一緒でも数は物事を良い方へ変える力になりえる。

 

あ~いつも通り何を言いたいのかよくわからない記事になってしまった

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住み続けるのは…のつづき

引越しを考えている。ってのは前回言った

今回はそれがちょっと現実的になった

ある地方の空き家バンクに登録し月1万円の一戸建てを見つけた

地域としては温暖だがその家があるのはちょっと山奥、広さは今のところの倍ほどある

近くに民家は無く夜中でもプリンタが動かせるし革工芸もでき、音に関しては全く心配がいらなくなる

建物は築50年を超え、ところどころリフォームが必要でそれはこちら持ち

担当にメールで確認したら建物自体に修理は必要無く、フローリングの床とかも傷んではいるがこのままでは住めないというほどではない

もちろんリフォームはするが貧乏なので業者には頼まず自分でする

なぜかそういう知識だけはある(一応インテリアプランナーを目指してたこともあるし)

自治体が費用の1/2までは出してくれるがいくつかの条件がありちょっとメンドクサイ

古民家にありがちな昔住んでいた人の家財一式残ってるということも無く、水道、電気、ガス(プロパン)、そしてトイレは洋式の水洗(ただし単独浄化槽式)で極端に古い構造ではない

湯沸しが石油(薪)と言うのが気になるにはなるが・・・

何にせよ一度行かなければならない

そしてもし決まったら引越しをすることになるがそのための費用も必要だ

引っ越し業者へ払うのとか何やかやで50万~100万円ぐらいは必要なのかと思う

 

だから近々僕のLINEのスタンプが公開されるので買ってくれ(㏚)

一個売れて約40円入ってくるから1万個売れれば引っ越しができるw

 

取らぬ狸の皮算用

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人は存在するだけで・・・

人は…特に僕は存在するだけで他人に迷惑をかけてしまう

住んでいる部屋の管理会社が変わるらしい

もし、大家さんから外されたのならその責任の一端は僕にあると思う

ここに住んで約10年、いろんなことがあったが太宰治風にいえば『恥の多い10年だった』

街のルールは守ったし近隣住民とのトラブルも無かった

だがそれは僕が知らないだけで僕のことを疎ましく思っていた人がいるかもしれない

何気なくしたことが人の琴線に触れ怒りを買うこともある

 

何にせよこの部屋はいずれ出なければならないかもしれない

そうなればどこか山奥の過疎地の放置された空き家に住むことを考えている

北海道なら70万円で土地付きで買える家がある

もっと過疎なら九州に『年』1万円で借りれる物件もある

因みにそのどちらも今よりはるかに広い・・・が北海道は豪雪地帯、九州は上下水道が通っておらず井戸水を利用しトイレは汲み取り式だ

蛇口をひねればお湯が出てコックをひねればトイレがきれいになるという今のような生活ではない

さらに障害で仕事もできず高齢になっていく僕を自治体が受け入れてくれるのだろうか

昔、ここへ越してきた当初、ブログで『いずれ宮古島に住み、絵を描いて暮したい』なんて書いた記憶がある

今となっては何と言う贅沢な夢なんだろうと思う

 

 

 

 

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高を括る(たかをくくる)

高を括る(たかをくくる)という言葉がある

意味は程度を予測しあなどること、と辞書にはある

だが、最近のこの国を見ていると物事の根幹で高を括った一部の人の行動で悲惨なことがおきることがある

パン工場のノロウィルスの問題では食品を扱うものとしてどこか危機意識が薄れ高を括った行動をしてなかったか

トイレへ行って手を洗うのも本来なら消毒液や除菌洗剤を使うところを大雑把な洗い方になってなかったか

『これぐらい大丈夫や』でいわゆるナアナアになってなかったのか

それは昨年あった京都の殺人に近い交通事故を起こした運転手と同じ感覚ではなかったのか

『俺は大丈夫』という根拠のない自信

癲癇を持っている運転手による事故もあった

それも同じ、根拠のない自信からくる悲惨な結果だったのではないか

話は変わるが沖縄で辺野古移設反対の市長が再選された

彼はとにもかくにも反対らしい

沖縄の基地問題は確かにいびつで苦難を強いている部分もある

そして沖縄の人がよく口にする『沖縄は唯一国内戦が行われた』という

だから沖縄の人には内地の人より苦難を味わったという

それは事実ではあるが事実の全てを表しているのではない

彼ら彼女らは軍関係で働いたり挺身隊として一部の戦闘にも参加した

そういった人も含めて沖縄戦で亡くなった民間人は約10万人か

では東京空襲で亡くなった人約10万、地方都市空襲で亡くなった人一地域数万

そして二発の原爆で亡くなった人20万(さらに原爆症で亡くなった人数万)

もっと言えば終戦直後都会では食べるものがなく上で死んだ人もかなりの人数になる

そして飲まず食わずで働いた先人たちの地と涙が都会の地にはしみこんでいる

彼らの死より沖縄の人たちの死のほうが悲惨で多く語られるべきだとでも言うのだろうか

沖縄の悲惨を訴える人にどこか在日朝鮮人と同じ色を感じるのは僕だけではないはずだ

沖縄は大変だったのだから内地の人はそれに感謝し考慮しろ、それに、どうせ日本政府は沖縄から基地を無くすことなんてできるはずがない

500億なんていわずもっと良い条件を引き出せる…なんて考えたのかどうかはわからないが

それもひとつの高を括る行動になってないだろうか

沖縄の基地問題は根本的な部分で考えるべきだとは思う

それを1996年ごろから考え、一応答えが出てそれをちゃぶ台をひっくり返すようにしたのが民主党の代表鳩山氏だ

民主党政権の三年間は無能なものが国のリーダーになったらどれほどに悲惨な状況になるかと言うことを知るうえで貴重な経験だった

彼らを選んだ国民は(すまないが僕も含めてのことだ)日本はこれ以上悪くなりようがない、だったら一度自民党以外にやらせてみるかと高を括ったのだ

そのツケは大きく中国と韓国はこれでもかというぐらい反日行動をとった

そう、中国と韓国も日本に対したかを括ったのだ

結果安倍首相に代わり円安が進み株価が上がり、企業に対し賃金の上昇を促せる経済状況になった

企業にとって韓国は元々売り手市場のお客さんでしかなく中国からも反日暴動以降徐々に東南アジアにシフトしている

中国はともかく韓国は今年おそらく経済的にひとつの悪いほうの節目を迎えるかもしれない

世界でありもしない『従軍慰安婦』問題を喧伝し嘘っぱちの像まで建てている

そもそも従軍慰安婦20万人…って日本兵は敵との戦いより売春婦とのHのほうが忙しかったのか

韓国大統領はその父の若い時の行動が親日的であるためにことさらに日本を貶め反日大統領であることを国民に知らしめようとしているのだろう

彼女もまた自分の国の人たちのことを高を括っているのかもしれないが彼女の行動に溜飲を下げる韓国人がいることそれもまた事実だ

僕はある企業から派遣され量販店で仕事をしている

その量販店に若い女性社員がいる

彼女と僕は何の接点もなくほとんど話をしたこともない

だがどういうわけか偉く僕のことを嫌っている

まあ僕を嫌おうがどうしようが痛くもかゆくもないのだが、仕事に差し支える

昨年のある日曜日、客に呼ばれそれがそのこの担当する商品だった

他の社員は別の客に手をとられ、バックヤードに行くと彼女がなにやら伝票を見ていた

僕が対応をお願いすると彼女は『誰か他の人に言ってください』とのたまわった

頭の中でぷちっと切れる音がしたがレベルの低い人に切れてもしょうがない

彼女も僕がメーカーの派遣であると言うことで高を括っているのだろう

だが彼女がしたことはひとつのハラスメントでありそれが日常的であるならばその量販店が処罰の対象になる

こんなことで訴訟を起こすつもりはないが一応派遣元の会社と労働基準局には報告をしなくてはならない

下手をすれば彼女は高い代償を払うことになるかもしれない

 

 

僕は執念深くかなり根に持つタイプのようだ

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警察なんて目じゃない

この日本では個人が捜査権などは持ってない

 

でも、逮捕権は持っている、それは例えば目の前で人が人をナイフで刺した場合などの現行犯の場合だ

ただ警察は『あなたも被害者になる可能性があるからそう言う場合は避難してください』という

まあもっともだ

ある今は規模を縮小したスーパーでその店のフロア長的な人が『万引きが外国人だった場合、事を荒立てることはしない』なんて言ってた

後年そのスーパーの店舗のほとんどが閉店もしくは売却になったのは社員のその事なかれ主義も一因だろうと思う

 

 

 

で、最近起きたキャリア官僚のアホな書き込みのことである

まあ、なんとバカな記事を上げるのか

キャリアと言えば東大とか慶応、早稲田とか、いわゆる良い大学を出た人なんだろう

そんな人が老人、東北の被災者、いろんな人をこれでもかというぐらいバカにした記事を上げている

本人は『軽い日記のつもりだった』なんて言ってるが、書いてることが『軽い日記』という意識なら普通の気持ちで書いたらどんな記事になるんだろうと思う

彼は停職2か月らしい…その間は給与は支払われないらしい

でも、もし東北の被災者や老人が『彼の書いたことでいたく心に傷がつき、PTSDになった』なんて言われ訴訟を起こされたらどうするんだろう…

まあ日本人はそういうどこかの国の人のようなことはしないだろうけど…

 

ただ、ネットでこの人物が特定するまでの過程がすごいらしい

まず彼が書いた記事をすべて読み、そこから官僚ではないかと推測する

そして彼がアップした写真からどこに住んでいるかを推測する

例えば背景はぼやかしていても車自体はナンバー以外ぼやかすことはできない、ぼやかせば写真をアップする意味がなくなる

ネット住民はその車に映った『映り込み』から場所を特定する

例えばどこかの小さなレストランの看板が映り込んでいた場合、それを拡大しその中の情報をネットに拡散する

僕が中野のレストランを知らなくても中野界隈に住む人が見たら『これ中野の○○というレストランじゃない?』という人が出てくる

そしてそれの裏を取る人がいる

看板の色が微妙に違うとか、文字がゴシックではなくローマ体だとか…

そういう情報をやり取りして少しずつ絞り込んでいく

ここですごいのはこの人たちはお互いおそらく全く面識のない人たちで、さらにその行動にそれほど重きを置いてない

つまりは個人の10分の行動が1000人集まれば166.6時間、捜査員一人が一日8時間捜査するとして20日分の捜査になる

そしてその捜査範囲は驚くほどに広く警察なんて目じゃない

こういうことは中国にも韓国にもある

日本の場合そうした情報で人を死に追い込むようなことをすることはないと思うが韓国の場合女優や俳優がそれで自殺している

韓国の場合民族的にかっとなりやすくしかもそれが持続する

テレビの討論番組なんかを見ているとそれがよくわかる

最初はこんな奴がいるんだという意識でやってたのがネットの世界で支持を得、それによってたとえば女優や俳優が謝罪したりすると自分が何か偉くなったように感じるのかもしれない

日本人は熱しやすく冷めやすいという良いのか悪いのかわからない民族性があるのでほとんどのことは『ほどほどで矛を収める』 

 

同じアジア人ではあってもおそらく相容れることのできない日本海という川がこの国の間にはあるのだろう

 

ところで、冒頭の民間人による逮捕だが

例えば万引きを捕まえた場合事務所へ連れて行き名前と学校名などを聞き出すが、本当はそれはダメなことらしい

逮捕権はあるが捜査権はない

指名住所を聞き出すのは捜査にあたるらしい

つまり、万引き即警察通報、そして警察による逮捕、場合によっては拘留が良いんだとか

 

『つい出来心で…』『お願い主人には言わないで』『学校には言わないで』『家には言わないで』

等は通用しないそうです

 

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ジョー・オダネルの十字架

戦争に良い戦争はあるのか?

ある女性政治家が戦争を避けるために外交ルートで『話し合いを』という

話し合っているうちに相手が準備を整えていたら

それでも『話し合いを』という

相手が行動を起こしまさに島嶼に上陸を敢行してきたら

それでも『話し合いを』という

そのあたりで論理が破綻してしまっている事に彼女は気づかない、もしくは気づかない振りをしているのだろう

そして僕が一番怒りを感じるのは彼女はこの一連のやり取りを必ず半笑いでする

戦争にかかわる話を、自分の国とか相手の国に関わらず人が死ぬ戦争の話を薄笑いを浮かべてするってどうなの?ね、○○×穂

もしかしたらそういう行動をとることによって相手国から何らかの見返りを得ているのかもしれない

他国ならば国家反逆罪で死刑もありうる犯罪だがこの日本には国家反逆罪はその罪の規定が難しく存在しない

領土を奪われ、国民が生命及び財産の被害を受けたら戦争はやむをえないのではないか、それは前の戦争のように何が何でも突き進めというのではなく、計算された戦争であるべきだ

日本国民の生命財産と現場で戦う自衛隊員の生命を守るため国は侵攻してきた敵を殲滅する有効な手段を持つべきで、それを活用する法律を持つべきだ

一部の女性議員は『そんな戦争なんて事を軽々しく言わないで』とヒステリックな拒否を言うが、言わないことで戦争が起きないのなら誰も口にしない

だが、口にしないことによって戦争が起きる可能性もあるということを彼女は知らなければならない

戦争をしないための戦争…矛盾する言葉だが専守防衛を守るならば敵の行動が大規模化する前に潰すことが必要だ

戦争が大規模化したとき一番の被害は国民が受ける

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政治家が自分の部屋でタバコを吸ってる時広島と長崎に原爆が落とされた

それは己の能力を過信し、精神主義と国民の血の安さでまかなってきた戦争の終焉だった

飢饉になれば農家が娘を売らなければならないようなこの国で長期間の戦争を継続させるのは不可能であると判っていた

それが満州事変(1931)シナ事変(日中戦争1937)そして太平洋戦争(1941)へとつながっていく

国力の無い日本は開戦時はそれなりの軍備、特に海軍は欧米列強以上の能力を持っていたがそれを支える国力ははるかに低く、当然の帰結として軍艦の出し惜しみをした

太平洋戦争全般を通じてそういった状況が見られ、戦艦武蔵などは主砲を一発も撃たない内にレイテに沈んだ

陸軍は逆でイケイケどんどんだった

マレーの虎の山下康文は文字通り千里を翔る虎のように電光石火でシンガポールを落とした

が、実は日本側は補給を無視し兵隊の食事も弾も燃料も尽きかけていた

それは陸軍の戦争全般に言えることだった

山下泰文はそんなことはもちろんわかっていた

だが、もし補給を待って進軍を止めれば英軍に時間的余裕を与えてしまう

彼は一日も早くシンガポールを落とさなければならなかった

『イエスかノーか』と言った時もし敵将のパーシバルが『ノー』と言ったらおそらく山下は『じゃあオレが降伏する』と言ったかも知れない

それほど第25軍の状況は切迫していた

山下泰文は2.26事件の絡みで軍令部からあまりよく思われておらずこの後どういうわけか満州の比較的暇な戦線に送られる

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現実の戦争はアメリカ映画のようなエンターテイメント性も派手でもなくもっと地味な残虐性に満ちていたのだろう

そんな日本に原爆が落とされた

原爆を知らないアメリカ人は『一度にジャップを10万人焼き殺したってさ』

『WOW、やったね!!』ぐらいの認識だった

記事のタイトルにあるジョー・オダネルもそういうアメリカ人の一人だった

パールハーバーのやり口に激怒し、日本人に対して憎しみを持った一人だった

彼は終戦直後軍人として佐世保に降り立ち長崎にやってきて原爆の威力を目の当たりにした

それは彼の精神の根幹に衝撃を与えた

全身が焼けただれ、目も鼻も口も無い人に『あなたは敵国の人でしょう、なら私を殺してください』と頼まれた

彼はその場から逃げるようにして去った

治療に当たる日本人は彼(彼女だったのか?)を何とか助けようとし、安らかな死を与えてくれないのだ

その頃から彼は軍に禁じられていた写真を密かに撮るようになった

だがその数百枚の写真は彼を苦しめた

憎んでいたはずのジャップの苦しむ姿に、焼け野原とはいえないすべてが破壊された町、そして一人の少年

Shonen

少年は長い道のりを裸足で焼き場まで来た

背中の幼女はすでに死んでいて荼毘に付してもらうためだ

荼毘に付すといっても読経も無くただ焼くだけなのだが少年は妹が焼かれる間ずっとこの姿勢で待っていたと言う

みると唇の端から血がにじんでいた

悔しさと悲しみと空虚が少年を襲っていたのか…

少年と少年の妹がこのような思いをしなければならない理由はあったのだろうか

 

その思いがジョー・オドネルを苦しめた

彼は撮りためた写真を屋根裏にしまった

 

彼はその立場上トルーマン大統領と話す機会があった

彼は原爆について後悔は無いかとたずねた

トルーマンは幾分いらだった様子で

『後悔はある、だがそれはルーズベルトから受け継いだことなんだ』

といったと言う

数十万人を殺した一国のリーダーの言葉ではないと感じたが、一軍人の力はあまりに無力だった

そして彼は屋根裏にしまっておいた写真を発表することにした 

反響は大きかったがそのほとんどが彼を非難するものだった

妻が去り、長崎に赴任の影響で原爆症も出てきた

裁判を起こしたが却下された

四面楚歌だったが彼の息子が彼を支持した

別れた妻も息子の行動を尊重した

ジョーは85歳まで生き2007年8月9日に永眠した

それは長崎に悲劇が訪れたのと同じ日だ

※ 一部僕自身の感傷と想像が入ってます

 

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海上自衛隊

海上自衛隊の艦船が進水する

22DDH…艦名は『いずも(出雲)』になるらしい

この艦船、護衛艦なのだが250m近くあり基準排水量19500トンで通しの甲板を持つ

基準排水量というのは燃料もミサイルもヘリも何も積まない状況を言うので意味はない

満載時で29000トンを超える

太平洋戦争時の戦艦大和が264mで満載時7万トン…当時の戦艦は装甲が厚く船自体が重かった、よって爆弾、魚雷それぞれ20発以上を受けてついに沈んだ、当時の戦艦には現在のような発達したダメージコントロールと言う概念がなくただ厚い装甲で守るのが主流だった。 

現在の護衛艦はおそらく魚雷2~3発で致命的なダメージを受けるがそもそもそれ以前の問題として日本の護衛艦に魚雷を発射できる潜水艦なり攻撃機が存在するかどうかが疑問、発射する前に発見されるだろう…だから大きさではあまり変わらない

ミッドウェーで米軍機に沈められた飛龍と言う空母よりやや大きく戦後自衛隊が持つ艦艇としては一番大きい

これよりやや小さな『ひゅうが(日向)』『いせ(伊勢)』という通し甲板を持つ護衛艦もある

小さいと言っても200mほどあり排水量も20000トンほどある

これにはオスプレイの搭載と離着艦が可能だ(先日のアメリカでの合同訓練で確認済み)

これを言うと左翼連中が軍国主義がどうのとか日本の右翼化がどうのとか言い出す

でも、東北の震災でアメリカの空母ドナルド・レーガンがトモダチ作戦で支援してくれたことは記憶に新しい

ドナルド・レーガンは10万トン以上ある空母でそんなのが沖合い1000mぐらいのところに停泊し毛布や薬、食料を援助してくれたら、その状況を見ただけで安心感を与えてくれるのじゃないか

それよりもかなり小さい『ひゅうが』や『いせ』そして『いずも』はもう少し海岸近くに停泊させることができ救援のヘリの行動レスポンスもいい

日本にロナルド・レーガンクラスの空母が必要とは思えないが東南アジアの島嶼国への震災等の災害派遣には有効だと思う

 

 

 

 

これを書いてて思い出した

太平洋戦争末期に『葛城』と言う空母が進水した

帝国海軍最後に竣工した空母だ…が時は1945年、乗せる艦載機も搭乗員も無く飛龍並みの大きな船は港につながれ攻撃を避けるため甲板上に道路や家屋の迷彩を施し、船腹は海の色に塗られた…が、そこの背景は山だった

当時の混乱を物語る光景だがそれでもアメリカ艦載機の攻撃を受け小破した

幸い主機関に影響は無かったのだが実戦に出ることはなかった

葛城が活躍したのは戦後だった

何しろ空母と言うのはその甲板から飛行機を飛びたたさなければならない

そのために32ノットと言う高速(巡航18ノット)が出ることに加えその行動半径の広さを利用して復員船として利用された

それも東南アジアのラバウルとかハノイとかの復員兵の帰還を手伝い9万人近い人に日本の土を踏ませた

竣工から解体までわずか2年ほどしかこの世にいなかった空母だが帝国最後の空母が日本人の帰還に寄与したと言うのは少々胸が熱くなる

 

 

 

 

そしてもう一つ戦争のエピソード

『凉月(すずつき)』と言う駆逐艦があった

4000トンに満たない艦でよく働いた。

駆逐艦で何度も満身創痍になりながら帰還しそのたびに修理して、その修理のたびにちょっと艦影が変わったりして、とにかくよく働いた

そんな凉月もこれはもう帰れないなと言う命令が出される

菊水作戦は大和と数隻の駆逐艦が沖縄を目指し最後には陸に乗り上げ砲台として敵を撃つ…という少々…いやかなり現実離れした作戦だった

そして大和は沈められ、凉月は大破した

前へ走ると浸水するので後進で内地を目指した

だが…艦橋の設備は攻撃で破壊され艦はあさっての方向に進んでしまう

どうも違うと搭乗員の勘と知識で地図を作りなんとか内地に向かう

途中アメリカの潜水艦の攻撃を受けるが後進で回避をし文字通り満身創痍で佐世保に着く…と同時に着底してしまう

凉月の帰還は驚きをもって迎えられたが船は損傷が激しく現実的に修理する資材も当時の日本には無かった

戦後解体されその資材は僚艦『冬月』と一緒に防波堤として使われている

 

来年就役する7000トンクラスの最新護衛艦に『すずつき』と命名されている

『凉月』の運の良さとその戦歴、終戦まで生き残ったこと、そして『秋月』型の3番艦という流れからこの名前になったのだろう

 

 

 

 

もうすぐ終戦記念日 

 

 

 

 

 

 

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参議院選挙

参院選が終わった…

選挙は終わり政治が始まったと言った方がいいのか…

 

予想通り自民圧勝、民主惨敗…まあ当然の結果だとは思う

去年の衆院選までの3年間民主は犯罪的に何もしてこなかった

二番じゃだめですかの蓮ホウ氏が応援街頭演説で『民主は何もしてこなかったといいますが、救急車のたらいまわしが無くなったんです』なんてことを言っていた

飲みかけていた爽健美茶を噴出しそうになった

3年やってアピールはそれか!!

政権与党にやらなければならないことは多い

経済問題、外交問題、国防、震災復興、その他さまざまな問題がある

公務員削減や、行政改革もある

そんな中で街頭演説で訴えられるのが『救急車のたらいまわし』か

この問題を些少な問題と言っているのではなく政権与党として成果として言えることなのかということ

民主党政権になって鳩山氏の少なくとも県外発言やオバマ大統領へのトラスト・ミー発言、尖閣での中国漁船の犯罪や震災時の菅首相の無能ぶり

そして韓国大統領の竹島上陸、さらに天皇陛下への侮辱発言に対し韓国に何もいえない政党というイメージ

民主党政権下で円が上がり株価は下がる

そして何も手が打てない

失われた10年、失われた20年と言うが、無かった事にしたい3年と言うフレーズが正しいのかもしれない

結局、民主党は今回一人区では全敗した

その一人ひとりが『がんばったが自分の力及ばず…』と言う発言をする

責任転嫁は見苦しいがホンネは『元首相が期間中しょうもないことさえ言わなかったら』とか『党籍が民主党じゃなかったら』なんて思ったのではないか

現に岩手で民主党から離党し無所属で当選している(民主党復党なんてこともあるのか?)

民主党の代表は代表で紋きり口調で『自分の不徳のいたすところ』的な発言で済ませる

どこか風通しの悪さを感じる

僕自身参議院不要論者だ

良識の府などと気取っているが要は議員を金を稼ぎ先生と呼ばれる手段に使っているだけだ

小泉チルドレンはまだマシだ

いくつかのテレビ番組で討論を戦わせる姿を見ることもあるし、好む好まざるにかかわらず自分の考えを発言している

だが小沢ガールズは何をしているのだろう

谷亮子がテレビ番組で討論をしているのを見たことがあるだろうか

彼女らは当選することで彼女らの使命は終わり後は自分の持つ一票を何も考えることなく上の指示を仰ぎそこに入れる

そんなのが議員と言えるのだろうか

参議院は任期6年で解散もない…だから周りに迎合することなく自分の考えどおりに行動できる…それは嘘だ

何か行動しようとするとそれが上の気に入らなければストップさせられる

参議院は政党にすれば『当選すればこちらのもの、後はどうとでもできる』と言う存在なのだ

ならば議員数を減らせばいいのかと言うとそう単純でもない

議員が少なくなると権力がそこに集中し『お偉いお代官様』になってしまう

そしてお偉いお代官様にはおぬしも悪よのうの『越後屋』がつく

そして腐敗が蔓延してしまう

ならば参議院は完全に無くし衆議院の定数を100人ほど増やせばいい(国民一人当たりの議員数は世界的な議員数に比べ日本は少ない)

もちろんそれを今日やるなんていうと憲法から変えねばならずさまざまな弊害があるだろうが悪しき例を標準とするぐらいなら可能性のある方式を選ぶべきときではないのか

 

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選挙です…

参院選です

良識の府とはお笑いにもならない

何をやらかしても解散も無く、利権と金を得るために血道をあげる立候補者

何しろ当選すれば『先生様』と呼ばれ、年間2500万の収入とそれ以外の諸費用が約2500万、あわせて5000万円の収入が当選さえすれば(例え本人の能力が無く比例で当選しても)6年間貰える

こんな美味しい商売は無い

僕は参議院廃止論者だがそれでも憲法で決ってることなのでとりあえず受け入れるしかない

そこで腹立ちまぎれに記事をあげる

今のこの時期に参院選に関わる記事をあげるのはどこかオエライ人から叱られるかもしれませんが、それぞれの党に関する考えを書くのはいつですか?…今でしょ(これが言いたかったw)

 

 

で、まずは自民党から

まあ、まず大勝ちでしょう

先日の都の選挙でも全員当選でした

参院選も残り二週間に余程のへまさえしなければ他を圧倒するでしょう

それでもいくつかの気になることはある

まず、ブラック企業といわれるワタミの渡邊氏を立候補させたこと、それだけならさほど問題は無い、渡邊氏がどんなにすごい人(僕はすごいとは思わないが)だろうと一年生議員が出来ること、させてもらえる事はさほど多くは無い

問題はそういう企業の社名を公開する法律を先延ばし(廃案)したことだ

僕は第一次安倍内閣時のつまずきの始めは野田聖子復党だと思っている

郵政民有化で自民党から追い出された野田聖子を、もちろんいろいろな背景・理由があったのだろうが彼女を復党させてしまった事により安倍政権の芯が揺らいでしまった

その野田聖子と同じような影響を及ぼすのが渡邊氏だと思っている

例え大きな堤でも蟻の一穴によって崩れ去ることもある…杞憂に終わればよいが

 

 

公明党

創価学会と言う基盤を元に投票率が低ければ低いほど当選者数が多くなるという稀有な政党で数字は少し伸びるだろう

自民党と連立を組んでいるが憲法改正や国防に関わる所で真っ向から対峙している

政教分離と言う観点からすればこの党の存在は憲法違反なのかもしれないが自民、公明共に他の野党との関係から敵の敵はとりあえず味方なのだろう

公明党が言っていることに一番危惧するのは外国人参政権の問題

これは外国人と歌っているが実質は在日朝鮮人の約60万人に対する支援法を可決する為の第一段階のようなもの

10年経って、この日本にとって公明党は良い政党だったと思えるのか危機を覚える

 

 

民主党

戦後最悪の党

大惨敗を喫するだろうし、そうあってほしいと願う

まず党の要綱が無く(2012年の時点で)マニフェストもほとんど守られなかった

そのことについて

政権について半年後には『まだ政権について半年』と言い逃れをし、一年後には『まだ一年…』、2年後には『まだ2年…』という…こだまかな?

そして昨年、『あと一期任せていただければ…』と寝ぼけたことを言っていた

そしてトラスト・ミーの元首相は明らかに利敵行為に明け暮れ、いつもいらいらして東北の震災と福島原発をややこしくした元首相はやっぱりいらいらしている様子

※ 7/9 追記  その福島原発で現場で処理に当たった吉田元所長が亡くなられた。彼がいなければ福島原発は更なる大惨事を招いていただろう

フクシマは…というより日本は彼のおかげで助かったのだともいえる

当時の菅首相の国家犯罪的無能は日本を壊滅させるものだったが吉田氏によって救われた

彼は国民葬並みの英雄である

ご冥福を祈る

そんな政党が3年以上政権を持っていてまだ何とかやれている日本国民ってすごいのかもしれない

 

 

日本維新の会

船頭多くして船山に登る

維新の会は経験が無いため力のある(と思った)人を引き入れ、考えが近い政党と一つになり数の力を得ようとした

が、完全に読み違えた

引き入れた松野頼久氏は橋下氏に『国政は我々に任せて、シロウトは黙ってろ』と言うような発言をした

あの発言を聞いて『あ、維新の会終わった』と思ったら、やはり終わった

橋下氏はシロウト集団であっても変に玄人を入れる必要は無く、純粋に日本を良くする政党として経験を積めばよかった

橋下氏の理念に賛同していただけにおしい

 

 

共産党

多分数字は伸ばすだろう

それは『民主党はもうごめん』でも『自民党一人勝ちはどうなの?』と言う人たちの受け皿

市民レベルの生活に関して言っていることはそれなりに納得できる

が、一番の問題は『国防』に関すること

『自衛隊をなくして軍備を持たない国にいったいどこが攻撃を仕掛けるのか』というのを何度も聞いたことがある

彼らはウィグル地区やチベットをどう考えているのだろう

 

 

みんなの党

学者の集まり

もしかしたら数字は伸ばすかもしれない

他党との差別化を図りたいのだろうがアジェンダなんて言葉を使わず『公約』で良い

そういったところにベテラン議員が多いわりに青臭さを感じ選挙区では票を入れにくい

そのぶん比例で投票する人は多いのではないか

 

 

社民党

1990年代初頭、土井たか子率いる社会党が『マドンナ議員旋風』で大勝し『山が動いた』と言わしめた

だが、マドンナ議員のメッキはすぐに剥がれた

消費税反対で当選した彼女らがある番組のインタビューに応えた

テーマは『直間比率』…つまり直接税と間接税の割合に関わる話だ

彼女らはそういった質問に一切答えられなかった

彼女らの様子では直間比率と言う文言さえも知らない様子だった

ある議員は『ええ、クロヨンとかトーゴーサンとか言われてますが…』とあさっての答え

クロヨン、トーゴーサンは税金の把握率に関する不公平税制のことで直間比率とはこの場合関係ない

さらに北朝鮮の拉致問題に関し一切の口を閉ざしている

拉致被害者家族が陳情に行ったときけんもほろろに追い返したその口で今更耳障りの言いことが言えるはずが無い

社会党がやった事はまだまだある『慰安婦問題』もそうだ

そういったことの含め社会党は一切の謝罪も、総括もされて無い

そんな社会党だから100人からいた議員が僅か一人、社民党に名を替え、多くの議員が去ってもまだしがみついている

『我々は社会党ではなく社民党だ』と言うならそれでも良い

ようは国民がどう判断するかだ

 

 

 

生活の党

知らない

小沢氏の党?あの人相の悪い三宅雪子という議員がいる党?

地元なんだからせめて震災の時救援に駆けつけるべきだったね…

まあ、どうでもいい党

 

 

みどりの風・新党大地・幸福実現党・緑の党・・・

よくわからない…評価のしようが無い

 

 

いくつかの党が『優しい国・優しい政治』と言うような文言をキーワードにしている

そしてそのほとんどがバラマキによる優しさだ

そこに自立は無く、個人の努力も無い

こども手当て2万6千円、年金最低保証7万円…これが一つのラインだ

少子化は問題だが国から2万6千円貰えるから子供をつくろうという人はまずいない

月7万円の年金で高齢者はどう暮らせというのだろう

その月7万円も300ヶ月(25年)払い続けての話だ

こんなことで『優しい国・優しい政治』を歌う政治家に票を入れようとする人はいるのだろうか

 

 

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生活保護制度の歪み

この記事はあるサイトでのコメントとして書いた記事です

受給者に厳しい意見が多いですね
でも、ほとんどの人はセフティネットの必要性は判っておられると思います
 
ではなんでこんなに受給者がバッシングされるのでしょう

一つは、河本の件で表面化した『貰えるもんは貰とけ』という安易な受給と、その延長にある”既得権化”に納税者が苛立ちを通り越して怒りを感じたことでしょう
 

一つは、年金を40年払って月67000円ほどなのに生活保護は年金を一切払って無くても月十数万円プラス家賃補助という”恵まれた条件”に不公平感を募らせているんでしょう
 

一つは、メディアで報道されるぐうたらに暮らす人への支給、受給日にお酒、パチンコに費やし、受け取ったお金を2~3日で使い切る人がいることに一般生活者と違った生活をおくる人の存在に気持ち悪さ不気味さを感じるのかもしれない
 

一つは、民潭や総連に属するか創価学会とかに属するかして、声の大きい人が優先して受けられ、末端の何のバックも無い人は申請書さえ貰えない現実に憤りを感じている人もいるのでしょう
 

一つは、20代30代という若い年代で、健康に問題が無くただ不景気と言う理由だけで求職活動すらせず、または求職活動をしやっと得た仕事を『1日7時間の拘束が嫌だ』と辞めてしまう人がいることに納得が出来ないのかもしれない
 

そういった憤りの根源はとにもかくにも今の生活保護制度が時代に即してなく極めて歪な制度になっているからではないでしょうか

生活保護受給者は貯金が出来ません

貯金ができないと言うことは仕事が決って働いたとしてもその給料が出るまでの生活ができません

生活保護受給者は仕事をして収入があるとその収入の分は差っぴかれます

月収入の上限は生活保護費以下にせねばならず、何らかのハプニングがあった場合対処できません

生活保護受給者は車を持てません(理由があれば所持できると自治体によってはありますが現実的には持つことは出来ません)

もし車を持っていてそれを売却するとその売却したお金は収入とみなされ申請は延期されます

これが全く現実を見てない事例で、知的障害の子を持つ親が職業訓練所へ行くのに車なら30分の所、それをバス、電車バスを乗り継いでいくと1時間半以上かかるのだが彼女は受給のために車(軽四中古)を手放した

 

今の生活保護制度には数え切れないほどの瑕疵が有ります

自治体によって審査基準が違うのも問題ですし、一度申請して通らなくて弁護士が一緒に行くと通るというのもおかしいでしょ

またその判断が民生委員の胸一つというのもやはりおかしい

また医療費がタダという事で必要もないのに病院へ行き、薬を貰ってそれを売るなんて不届き者もいる

働けない高齢者、障害者、母子家庭、そういった人と健康な若い人を同一に扱うこと自体無理があり、支給額もゼロか100かと言うのもやはりおかしい

支給額は3段階ぐらいにわけ

経過的保護手当て・・・1年ごとに申請、上限65000円 労働で収入を得ても支給額を減らさない(地方税免除世帯)

二級保護手当て・・・1年ごとに申請、上限100000円 労働で収入を得ても支給額を減らさない(地方税免除世帯) 

一級保護手当て・・・1年ごとに申請 上限100000円プラス家賃補助、労働で得た収入の5割を支給額よりカット(地方税免除世帯)

勿論数値はもっと詰めなければなりませんがこういうように受給額に差をつけて厳しいようであるが労働意欲を喚起するような制度にするべき

 

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